職歴の紹介
高校卒業→フリーター→SES(現職、2年)
そもそもSESとは?
システムエンジニアリングサービス契約(SES契約)とは、システムエンジニアが行うシステム開発等に関する、委託契約の一種(委任・準委任契約等)で、システムエンジニアの能力を契約の対象とするものである。(Wikipediaより引用。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E5%A5%91%E7%B4%84
厳密には違うが、IT業界における派遣契約みたいなもの。
良かったこと
- いろんな現場を経験できる:3か月~1年くらいでプロジェクトが変わるのでその分経験できる技術の幅は広い…かも。
- 嫌な現場も言えば辞められることが多い:…らしい。自分が経験したわけではないのであしからず。
- 面談に慣れる:プロジェクトごとに面談(簡単な面接的なやつ)が行われるため、ある程度面接慣れする。転職しないなら無意味に近い。
良くなかったこと
- 研修、教育は最低限しかない:入社後一週間くらい研修があるが、筆者の場合それ以降は自社のオフィスに行くことがなかった。
- もらえるお金が少なめ:SESの契約では、プロジェクトごとに単価(契約料)が決まっている。3次受け、4次受けと間に多くの会社を挟むほど、中抜きされるお金は増えていく。なので当然、もらえるお金は少なくなる。
- 会社に所属している意識がほぼない:仕事上のコミュニケーションは現場の人(他のSES社員や、プロパーの人)としか行わないため、帰属意識が薄い。また、3次受け以降であれば自社の名前を現場で使うこともない。よく、所属している会社どこだっけ?ってなる。
- 運ゲー感が強い:プロジェクトの雰囲気、得られる経験、ルールなどは運ゲーといっていい。筆者はかなり運がよかった部類だと思う。のだが、ありえないほど暇な現場も経験した。暇な現場では、得られる知識とかノウハウが少ないので、ほぼ無駄な時間を過ごすことになる。
- プロジェクト毎に面談がある:良かったことに書いておいてなんだが、そもそも面接や面談が苦手な人には厳しいだろう。
SES企業に向いている人・向いてない人
- 向いてる人:上記、筆者の経験を踏まえて、やっていけると感じた人。また、学歴や、IT経験に不安がある人はSESを選んでもいいかもしれない。というか、選ぶしかない?
- 向いてない人:筆者の経験を見て、ビビった人。不安になった人。とはいっても、自分で体験したい&運に自信があるといった人は試してみるのもあり。
最後に
以上、筆者の経験からSESに向いてる・向いてないを適当に考えてみた。正直、大卒の人はSESよりもSIer(請負)を目指したほうがいい。大卒資格がもったいないよ。とはいえ、IT業界の人材の9割はSESとして働いている…らしいので、SIerの敷居が高く感じるのも無理はない。SESの企業でも一次受けであれば、中抜きも少ないしありかもね。
一口にSESといっても、良し悪しはある。いい会社に入れることを祈って、面接に向かおう。いい会社には入れたらラッキー、そうでなければ転職すればいい。気楽にいこう!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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